住みやすさを考えるならリフォームよりリノベーション
リフォームとリノベーションの境界線があいまいな方も多いかもしれません。
リフォームは現在の間取りや仕様を生かして、最新の設備や素材に取り替える施工です。
一方リノベーションは機能自体を変更したり、間取りを変えたりなど、今までとは違った形の家づくりを意識した施工のことです。
リノベーションの方が付加価値が付いたりなど機能性がアップするため、より現代にあった施工になるとお考えいただければよいでしょう。
例えば、従来、白熱電球だった場所をLED照明に取り替えるのもリノベーションの一つ。
機能性がアップし、光熱費も安くなるというメリットがあります。
LED照明を取り付ける際に天井の一部をくりぬいたりといった施工も可能です。
他には対面壁をとっぱらい、ダイニングとリビングがつながった形の対面式キッチンもリノベーションの一つといえるでしょう。
キッチンとリビングが分かれた空間ではなく、共有できる環境になるため、コミュニケーションをアップさせるのに適した間取りです。
リノベーションは機能性をアップさせるのにお勧めの工事ですが、逆に言うと後戻りできないので十分考えてから施工する必要があります。
費用も普通のリフォームよりかかりますから、「前の方が良かった」とならないように家族で話し合って決めることをお勧めします。